真空の気への道

昨日は合気道「眞武館」ふれあいセンター道場の稽古指導日でした。

稽古参加者は、一番弟子K藤君、二番弟子S木さん、十六番弟子N田さん、十八番弟子M田さん、二十番弟子T玖君、二十一番弟子Y里君でした。

昨日の稽古では、いつもの準備体操と禊、正面打ち前後斬り返し打ち体の転換、一人体の転換、二人組体の転換といつもの定番コースのあと、体の転換から小手返しでの「真空の気」による体の転換方法を稽古していただきました。入り身投げではよく「真空の気」の説明をさせていただいているが、今回は「真空の気」と言う言葉を使わずに小手返しに入るまでの体の転換による崩し方として段階的に稽古をしていただきました。

最終的に小手返しにつなげましたが、おおよそ大きく取りを真空の気に巻き込んで崩すと言う形を体現いただけたように思います。

つづいて、来週月曜に初の昇級審査に臨まれる十八番弟子M田さんが休憩時間中に稽古されていた、交差持ちからの四方投げを稽古していただきました。交差持ちに来た取りの手と手のひらを合わせて結びを入れて相手の手を握ることなく四方投げに気の流れの中で導いて投げます。この稽古方法で取りと気結びを入れる感覚を持って頂きます。気結びを入れるために引っ張ると言う動作を無くすのが一つの目的であり、手のひらを触れ合った時点で相手の気を頂くと言う争わない動作を体現いただくのも目的の一つです。

ビギナーのM田さんには、四方投げで取りの腕の下をくぐるのではなく、腰から入って腕の下を抜ける感覚を繰り返し稽古いただきました。M田さんもおおよそ出来る様になられましたので審査のほうも万全でしょう。

私の方も体調はすっかり良くなったようですが、準備体操中に息が切れそうになったりまだまだ万全ではないようです。足の広範囲の湿疹は痣の様にはなりましたが、表面は乾き、新たな頭の赤い発疹は無くなりましたので回復の兆しが見えます。

たぶん日にち薬で良くなるものと思われます。

稽古後に表に出ますと島本町は非常に冷え込んでいました。いよいよ寒い季節が到来です。そういえば稽古場のエアコンも暖房に切り替わっていたのでスイッチを切りました。夏の暑さが懐かしいです。

(2012年の本日までの稽古時間/稽古日数=384時間/161日)









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