至誠館夜の幹部会(20110329)

本日は至誠館市役所道場での稽古日でした。

今日は肩持ちからの技を履修しました。肩持ちの二教押さえ込みでは、二教で受けの手を固める際の動作に多くの方が迷われます。

相手の手を極めて痛くならないと技にならないとばかりに力任せに手をねじることに躍起になられる方が多いのですが、手先で手をねじ上げることよりも自分の体が相手の臍下丹田に向って入っていく重心移動のイメージを練り上げることが最も大切な理合いだと思います。

このような痛みを伴う技を行う時は、どうしても受けに痛みを与えることが目的のようになりがちですが、二教固めは相手の次の反撃を封じるためのものであり、相手の手を二教に極めて仮に相手が他方の手やその手に持った短刀等で反撃してこようとするとこの二教固めが効いて反撃できないと言う形に押さえ込むことが目的です。

ですから必要以上の力で相手をねじ上げる必要は無く、ましてや歯を食いしばって鬼のような形相で二教固めを行うのは、万有愛護の合気道の精神から言っても間違えているといわざるを得ません。

技に入った瞬間に二教固めを極め、相手に反撃の猶予を与えないだけでよいと考えます。

稽古の後は、いつもの「天狗」高槻市駅前店での夜の幹部会でした。
合気道談義に花が咲き、あっという間に時間がたちました。

明日も仕事と合気道、がんばります。

(2011年本日までの稽古時間/稽古日数=144時間/57日)









コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です