大地震と大津波

本日の朝9時からの合気杖の指導と10時からの門川師範のご指導による一般稽古に高槻市立芝生体育館に行って参りました。

朝の合気杖の稽古はいつものS田さん、関大合気サークルN山さん、至誠館T居さんと遅れて来た一番弟子K藤くんの4名だった。

最初にいつもの準備体操後、杖を持っての膝行や前後の受身の稽古等で身体を温めて、260本の杖素振りを行い、組杖の稽古を行なった。

組み杖では、本日から思いっきり杖を振って相手の身体に当たる寸前に寸止めを行なう稽古法に移行した。この稽古の為に素振りを入念に行なってきた。

素振りを行なった後の剣先や杖先が揺らがない様に、気を張って素振りを行なっていただいたのはピタリと止める寸止めのためだ。

思いっきり振った剣や杖を寸止めするにはそれなりの筋力や技量が必要である。

やはりなかなか出来ない。これが旨くできるようになるまで導いていきたいと思う。また、このような稽古法をするのは、非常に危険なので、武器技の稽古を行なう際の注意点を再度お教えした。お互いが危険なのだから、必ず感謝の気持ちで稽古を行ない、相手をやっつけようとか競おうという気持ちを持たないことが大切で、相手を労わる事が大切である。

さて、表題の大地震と大津波であるが、安穏と合気道の稽古をさせていただいているのが何か後ろめたい位の惨状である。

ただ、関西の地にいては心配する以外何も出来ない。日常の生活を淡々と行なうしかないのであろうか。まずは今日の稽古を終えた。帰宅してテレビを見ると、日が上がってからなお、災害の全容が判明してきたようだ。原発の状況も心配である。

被災地の皆さん頑張ってください。こうとしか言えない自分が情けない。

(2011年本日までの稽古時間/稽古日数=108.5時間/44日)









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