稽古熱2

今日の至誠館高槻市役所道場の稽古には、二番弟子K籐君と七番弟子T尾さんが参加された。二人とも稽古熱心なお弟子さん達である。特にT尾さんは、ほぼ毎日稽古をご一緒している。K籐君も昨日の眞武館島本道場に続き二日連続稽古参加である。

先週の至誠館市役所道場の金曜日は、その稽古熱心なT尾さんも私も珍しく稽古をお休みしたのですが、そのときに初めてお出でになったS木さんと言う方が2回目の稽古にお出でになられた。S木さんと言う苗字は既に至誠館に一名、眞武館に一名おられるので、これで三人目の方である。S木姓は、日本で一番多いといわれるが、実は私はこれまでの人生で幼友達に一人、中学時代に一人、高校で一人、会社で一人と親しく付き合った方は4名だけで、しかも同時期にお付き合いした方はいなかった。ここに来てやっと、本当に多い苗字なのだと妙に感心してしまった。

件のS木さんは、まだ2回目の稽古だというのに、見学者応対で門川師範が手を取られておられたのでいきなり技の稽古に参加していただいた。最初は後受身も「まず座ってから転がってください。後頭部を打たないようにおなかを見てください。」と指導させていただく状況だったのに、稽古終了時には、荒治療の成果なのか、前回転受身も後受身もしっかりできる様になられていた。

眞武館の稽古でも三番弟子T田さんや六番弟子H本さんがそうであったように、手取り足取りよりもいきなり実践稽古の方が飲み込みが早いようだ。ただし、後受身で後頭部を打ったり、回転受身で青あざを作られないよう細心の注意が必要であることは言うまでも無い。今回もそのような注意喚起を随所に入れながらの稽古になった。

受身と同じく技のほうもしっかりと稽古されたので、今日の稽古は満足されたのではないかと思われる。ベテラン時代よりもビギナー時代のほうが覚えて持ち帰ることが多いので一回の稽古の楽しさが多いように思う。

我が愛弟子達の稽古熱心もそのようなところから出ているのかもしれない。だとすると、稽古毎に何かお土産を持って帰っていただけるよう指導も工夫を凝らして行きたいと思う今日の私自身の稽古結果であった。









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