孫来る(20170720)

昨夜は合気道「眞武館」ふれあいセンター道場での合気道指導日でした。

稽古参加者は、T田さん、T野君、I田さんご一家、H田さん、N橋さん、至誠館のT畑さんでした。

昨夜の稽古も合気道の基礎動作と基本技の稽古としました。

先ずは、「天の鳥船」運動により「一教動作」による「弓手」と体重移動の習得、「振り魂」による「平常心」の養生などを行い、「前後斬り返し正面打ち体の転換」で「正中線」をまもりつつ、「裏三角の半身」での「体の転換」と「一教動作」の習得、つづいて眞武館独特の「体の転換」による「気合わせ、気結び、気納め」による「合一和合」=「合気」の習得を行って頂きました。

つづいて「敵の欲するところを与えた瞬間に自らの螺旋の気の流れの中心に立って敵の気の流れを自らの気の流れに転換する」と言う理合での「体捌き」の稽古をして頂きました。

今回の「体捌き」はまずは、「相半身交差持ち一教抑え込みからの三教抑え込み」への連続技で、交差持ちに来る受けの動きと和合しての「体捌き」の稽古と「三教持ち」の稽古を兼ねて稽古頂きました。「一教腕抑え」から「三教」に移る際に二の腕で受けの二の腕と結びを入れて、受けの中心を抑えて立ち上がれないようにしつつ「三教持ち」に移行する「気結び」の稽古も同時に行いました。

つづいて、「逆半身片手持ち」からの斜め後方への体捌きによって受けの中心を抑え、そこから四方投げへもっていくと言う稽古をして頂きました。

「逆半身片手持ち斜め後方体捌き四方投げ」ですが、受けを自分の臍下丹田前に受けの中心をとらえて中心を抑える稽古です。

いずれの稽古も受けの重心を気結びで抑える事に重点を置き、稽古参加者全員にそれぞれの技を施しながら説明し直接指導させて頂きました。

「最初から勝っているのであるから相手と競い合う事は必要なく、受けと一緒に動くと言う気持ちの養生が肝要」と言う事を中心にした稽古です。これは合気道「眞武館」の毎回の稽古での中心課題でもあります。

これを実現するためには、故田中万川政が「入り身転換反射道」として提唱されたとおり、「受けの気を「受霊」で自分の中に受け入れ自分自身も受けの中に入り一体となる(入り身)と受けの気の流れを自らの気の流れに(転換)し、自らの気により受けを制する(反射道)」が有用となって参ります。

つまり、我が合気道「眞武館」の日々の稽古は、田中万川師範の「入り身転換反射道」の実現のための合気道の稽古です。

門下生の皆さんとの日々の研鑽の中で一歩でも田中万川師範の合気道に近づければ幸甚です。

稽古後、長男一家が家内と共に稽古場の機能回復室を訪ねてくれました。孫はと言うと、最初はj!ns PCメガネをかけた私が分からなかったようですが、メガネをはずすと「じいじ、おった」と指をさしてくれました。孫をだっこして、皆さんとわかれて駐車場まで参りましたら、何やら嫁が騒いでおります。

なんと、運転席の背もたれの脇でセミの幼虫が今にも脱皮しようとしております。どこから車の中に入ったのでしょうか?

早速、I田さん一家が帰ろうとしている車を停めて皆でセミの幼虫を観察しました。I田さん一家を含め孫もみんなもびっくりです。駐車場脇の木の根元に移動させて解散しました。

その後、ガストで食事をして帰宅したのですが、あまりにも充実した一日が祟ったのか2歳になる孫が大声で夜泣きをして2時半から3時まで孫の相手をさせて頂く事になりました。大泣きだったのですが、私が部屋に参り声をかけると待ち構えていたのか「じじ、おった」と機嫌がいっぺんに回復してくれました。ただ、それから目がぱっちりと覚めてしまったようで私は3時前に寝かせて頂きましたが、息子夫婦はそれから夜のドライブにつれだして、結局朝5時前に私が起床したときまで一睡もしていなかったそうです。

さて、今朝はそういう訳で若干睡眠不足ですが、今朝も頑張って一日を駆け抜けていきたいと思います。

2017年の本日迄の稽古時間/稽古日数243時間/84日









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