こだわり(20161216)

昨夜は合気道「眞武館」ふれあいセンター道場での合気道指導日でした。

稽古参加者は、T尾さん、M田さん、M下ご夫婦と少数精鋭稽古となりました。門下生の皆さんの集まりが悪いのは、師走でお忙しい事もあるのかもしれませんが、忘年会を早く行いすぎたのか、今年は終わった感が強いのかもしれません。と言う様なお話をしながらの稽古となりました。(笑)

表題の「こだわり」についてですが、常々師匠の門川師範からは「合気道は拘ったらあかん」とお教えいただいております。門下生にもその通りお教え致しておりますが、やはり拘るべき事もある事を知る事も大事だとお教えしております。

それは、同じく門川師範から常々お教え頂いておりますように「合気道は大先生の示された道や田中万川師範が歩まれた道を我々後進は目指さなければならない。」と言う事であり、それは「本来の合気道の求める理合」の探求であると考えております。

今、私の合気道「眞武館」での「こだわり」は、その理合の探求と合気道における「基礎動作」を徹底的に身に着けて頂く事です。どのような「理合」でもそのベースになる共通の同じものが基礎となる中心であり、それらの一端が「基礎動作の養生」であると指導の中での私からの教えとしております。

「正中線を守る」「力や氣は入れるものではなく出すもの」「一教正面打ち動作」「網代歩き」「動かないところに拘らない」「相手を無効化する抜きの理合」、「天地神人和合の理合」、「自然体と平常心」等々を基礎動作、基本理合として昨夜も稽古頂きました。

技としては、基本中の基本である「相半身一教腕抑え」に今回も拘って稽古頂きました。この稽古の中で「追い足と継ぎ足」、「網代歩きによる体捌き」、「杖回しの理合」、「一教正面打ち動作の理合」、「入り身と食い込み」等々の説明を織り込んでの稽古でした。

それらの稽古の仕上げに、どれだけ素早く一教動作が出来るかと言う稽古をして頂きましたが、皆汗だくになりながらの稽古となりながらも、皆笑顔で笑いながら稽古され、充実した稽古になったと自己評価させて頂きました。

さて、いよいよ、今年の稽古も数えるばかりを残すだけとなりました。残り少ない稽古時間を大切に消化していきたいと思います。合気道の上達はやはり稽古の場数です。もはや今年残された稽古回数以上には稽古は出来ないわけですから一回一回の稽古を充実して行って、悔いを残さず新年を迎えたいものです。

では、みなさん、明日の6時間に亘る合気道教室でご一緒に汗を流し、今年の垢の禊としましょう!!

おっと、うっかり失念するところでした。明日の古曽部は少し早じまいで、稽古後に至誠館の忘年会ですのでお忘れなく!

2016年の本日迄の稽古時間/稽古日数=438時間/149日









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