剣対剣(20161128)

昨夜は合気道「眞武館」島本道場での合気道指導日でした。

昨夜の稽古参加者は、T尾さん、M野さん、M田さん、H田さん、関大合気道サークルのA坂君でした。A坂君は、高槻の自宅から自転車での出稽古です。往復は大変でしょうが、最近は、昨年の様に頑張って出稽古に来られておられます。

いよいよ島本町立体育館の板の間の冷たさが足の裏に伝わってくる季節が来ました。まだそれほどではありませんが、足の裏から冬の到来を感じます。

昨夜の合気道の稽古は、表題の通り、「合気の剣」による「剣対剣」での気結びの稽古を行いました。

徒手技であっても受けの方と気結びを行って技をなすのが合気道ですが、昨夜の稽古では剣と剣で気結びを行って頂く稽古としましたが、古曽部教室では何度か行っている稽古なのですが、眞武館では久しぶりの稽古となったようで、T尾さんが来られるまでは、いずれの方も初めての稽古との事で、要領を得て頂くまでに時間がかかりました。

剣対剣では、刃と刃をぶつけあったり、「鎬」をぶつけ合う様な事は素人剣であり、必ず受けの剣は「棟」で抑えます。刃と刃をぶつけ合うと刃こぼれしてすぐに斬れなくなります。鎬を削るような剣の使い方は江戸時代後期の太平の世になってからの刀剣に多くその痕跡のすり傷を見られますが、本来は鎬は非常に繊細で折れやすいのでぶつけ合いません。

受けの正面打ちに対して棟で抑えつつ打ち下ろしを手伝うように気結びを行います。つまり受霊で剣を迎え入れて棟で抑えます。受けの第二打の動作に合わせて受けの件に結びつつ自らの剣を斬りあげて第二打として斬り下ろしてくる受けの小手を正面打ち動作で斬り下ろして受けを斬り返して投げます。

この一連の動作の間、剣と剣に産びを入れての技となります。

初めての稽古の方が大半でしたのでなかなか難しかったと思いますが、どのような事も初めてという事はありますので、慣れるまでは今後も定期的にこの様な稽古を続けたいと思います。何よりも我が眞武館よりも古曽部教室生の方がこの稽古に慣れているというのも問題です。

基本的な剣対剣の技でありますので繰り返しの稽古が大切です。しばらく続けて稽古をしていきたいと思います。

2016年の本日迄の稽古時間/稽古日数=420時間/142日

 









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