復習(20150518)

昨夜は合気道「眞武館」島本道場での稽古指導日でした。

昨夜の稽古には五番弟子T尾さん七番弟子M田さん、八番弟子T野君が参加して下さいました。

昨夜の稽古内容は「小豆島合宿」での稽古のおさらいとしました。

小豆島ではいつも眞武館や古曽部教室に稽古に来てくださる至誠館のINI君が初段昇段審査に合格されたのですが、その審査の中で門川師範に指摘された事項について、復習として稽古させて頂きました。

この指摘事項のほとんどが古曽部や眞武館で常日頃から大切な合気道の基礎動作の理合として重点を置いて指導させて頂いている事ばかりでしたので、吸収力の高いINI君でも緊張も有ったのでしょうが、審査の際にすっかり忘れ去っていた事から、指導方法が間違えていたのかと不安になりました。

そのため、この日は常日頃からお教えしている事ですが、再度詳細に亘って理合等を説明しながら少数精鋭の稽古でもありましたので手取り足取りの状態で指導させて頂きました。

日頃、門川師範からも教え方が上手だとお褒め頂いており、吾ながら自惚れていた点も否めませんが、本当に教えるという事や伝えると言う事は難しいものだと実感させられた昇段審査でした。

INI君は当然十分昇段合格の域でしたが、私自身の指導の腕前は自己評価では不合格と言ったところでしょう。真摯に反省して今後の指導力の向上に繋げたいと思います。

日頃入念な上に入念に行ってきた「体の転換」について、これまで指導させて頂いた内容を再度ご確認頂いて、細かな点についてもお一人お一人修正させて頂きました。個別指導を十分出来るのが少数精鋭での稽古の利点です。

体の転換と交差持ち一教の指導では、「入り身」と「押し込み」の違いを説明し、「受けの攻撃を受け入れ、受けの欲するところを与えるのが入り身である。」と「気合わせ、気結び、気納め」つまり「△○□」の理合を徹底して指導致しました。磐石な体の転換についても手の位置や脇の締め具合など細かく修正させて頂きました。

そのほかにも「正面打ち一教返し技」等小豆島合宿で門川師範にご指導頂いた技を稽古して頂き、最後に天地投げの稽古で締めました。

「教える事は教わる事」と言う田中万川師範から門川師範に伝わるお教えを再度噛み締める稽古となりましたが、私にとっては非常に有意義な稽古となりました。

今後も気を緩めずしっかりと指導していきたいと思います。

いずれにしてもINI君昇段おめでとうございます。今回の昇段審査は、私自身も良い勉強になりました。

2015年の 本日迄の稽古時間/稽古日数=172時間/61日









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