本年最後の昇級昇段審査

本日は合気道眞武館島本道場の稽古日でした。稽古参加者は、一番弟子K籐君、二番弟子S木さん、四番弟子TJさん、六番弟子H本君、七番弟子T尾さん、十一番弟子U城さん、十六番弟子N田さん、至誠館関大合気道サークルN山さんでした。

本日は、準備体操の後、冬の寒さに負けないために膝行と受身の稽古を行なって、身体を温めてから稽古に入りました。

先ずは、ここの所恒例となった、稽古に先んじて「体の転換」をなぜ行うのかの講釈と共にその理合いに沿って「徒に競い合わない」心と「入身転換術」としての技、つまり心技体の稽古として「体の転換」を入念に行なっていただきました。

ついで剣の摺り上げ、切り下げ動作の鍛錬として徒手での正面打ちの稽古をしていただき、その正面うちを受けと取りとで氣合わせから始めて正面打ち一教押え込みまでを順を追って稽古していただきました。

休憩時間を挟まずにここから相半身正面打ち入身投げを気結びから剣の切り下げの理合いで稽古いただき、逆半身片手持ち四方投げを、前後切り替えし正面打ちの剣の理合いで行っていただきました。

最後に気結びによる座技呼吸法、立ち技呼吸法としての天地投げで稽古を締めました。

今日の稽古は実は、五級昇級審査を受けられる十一番弟子U城さんの為に行なった面がありました。

稽古に続けて件のU城さんの昇級審査、七番弟子T尾さんの初段昇段審査と進めました。

U城さんは、入門間もないがしっかりと稽古の成果を見せていただけました。審査の寸評として次の四級昇級に向けてこれまでどおり、あせらずにマイペースで稽古を続けていただきたいとお伝えしました。

T尾さんは、さすがに初段審査だけあって審査の結果も満足いくものでありました。自由技を中心に審査をおこないましたが、多人数掛けや、短刀取り等も披露していただきました。緊張があって少し力まれていましたが、この一年で合気道のスタイルがずいぶんと変わられ、眞武館らしい技を見せていただけました。特に片手両手持ちからの技は、完全に眞武館スタイルであったと思いました。既に昇段祝いの黒帯も用意しておりますが、頼もしい限りです。

これで今年の審査は終了ですが、この一年、皆良く頑張って稽古していただき、其々に成長していただけたと思います。嬉しい気持ちで帰路につくことが出来ました。

(2011年の本日までの稽古時間/稽古日数=492時間/203日)









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